現在、戦争を抑止する取り組みとして、軍事同盟や国際条約、経済連携などがあります。どれも戦争抑止の方法として一定の効果がありますが、完全に抑え込むには至っていません。冷戦後も世界はアメリカを中心とする勢力、ロシア・中国を中心とする勢力、どの勢力にも与さない・またはいずれの勢力とも条件次第で協力する勢力に分かれ、お互いが軍事的に対立することもしばしばです。
人間の歴史はずっと戦争の歴史でしたが、それは今も変わっていません。人間の良心や良識に頼っていては、いつまでも戦争を無くすことはできないのではないでしょうか。ずっと先の未来――数百年先とか――にはできるかもしれません。しかし、それまで殺し合いが続くことを覚悟しなければならないと思います。
したがって、大変残念なことながら、戦争をしない世界を作るためには、軍事力に頼らなければならないと思います。世界でひとつの、他のどんな軍事組織にも負けない力を持った組織です。この過程で、各国は独自の軍隊を手放し、この「統一軍」に軍事力を集約させます。統一軍を形作るには、またその結果として各国が独自の軍隊を手放していき、国や大きな組織による武力衝突が無くなっていくには、長い時間がかかると思います。しかし、これ以外に今のところ具体的に人類が戦争を無くすための道筋を描ける手段はないのではないかと思います。
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