【イベント】戦場に残された100万人の「遺骨」~収容はなぜ進まなかったのか~(2024年5月26日開催)

LINEで送る
Pocket

アジア太平洋戦争では、日本の犠牲者は軍民合わせて約310万人にのぼりました。うち240万体が海外で、これまでに128万体が収容されたものの、いまだ100万体以上が行方不明(いずれも厚生労働省の推計)です。国内でさえ未収容の遺骨が多数存在します。

戦後、遺骨収容はどのように進められ、なぜまだ多くの骨が眠ったままなのか。ひとりでも多く収容するためには何が必要なのか。

今回、20年近くこの問題を取材し、自身も硫黄島の遺骨収容にも参加された毎日新聞記者の栗原俊雄さんをお招きし、お話を伺います。

【開催概要】


1.開催日時・配信期間

  • ライブ参加: 2024年5月26日(日)10:00~12:00 または
  • アーカイブ参加: 5月29日(水)~6月12日(水)(この期間のいつでも視聴できます。一部の質疑応答は除きます)

2. 参加方法
  • ライブ参加: Zoom
  • アーカイブ参加: YouTube(限定公開)

【主な内容】

  • <第1部>アジア太平洋戦争の日本人犠牲者の遺骨問題の全体像
  • <第2部>遺骨収容を阻む要因と、これから日本がとるべき方針
  • 意見交換・感想共有

【ゲストプロフィール】



栗原俊雄さん

1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学大学院修士課程修了(日本政治史)。1996年、毎日新聞社入社。現在、毎日新聞社専門記者。

夏だけ盛り上がる戦争報道は「8月ジャーナリズム」として揶揄されることもあるが、栗原氏は年間を通して戦争の取材をしており、毎日新聞に「常夏通信」として毎週記事を連載してきた(2019年7月~2021年12月の間に122回)。取材成果をもとに執筆活動も精力的に行い、これまで単著だけで13冊を出版している。

<主な著書>
遺骨ーー戦没者三一〇万人の戦後史』、『戦艦大和生還者たちの証言から』、『シベリア抑留――未完の悲劇』、『東京大空襲の戦後史』(以上、岩波新書)、『シベリア抑留は「過去」なのか』(岩波ブックレット)、『20世紀遺跡帝国の記憶を歩く』(角川学芸出版)、『「昭和天皇実録」と戦争』(山川出版社)、『特攻――戦争と日本人』(中公新書)、『戦後補償裁判――民間人たちの終わらない「戦争」』(NHK出版新書)

【参加費】

500円

※寄附付きチケットについて
お申し込みの際に「寄附付きチケット」をご選択いただくと、主催者の活動に対するご寄付となります。今後の本オンラインセミナーの開催に加え、ボランティアで行っている戦後補償問題や戦争犠牲者の慰霊祭支援などの活動にお役立てさせて頂きます。
(通常のチケットを複数枚購入していただくことでもご寄付頂けます)

【お申込み方法】


以下のいずれかの方法でお申し込みください。参加費お支払いの確認後、ZoomまたはYouTubeのURLをお送りします。
※1回の申込につきライブ参加・アーカイブ参加いずれかを選択していただきます。

  • クレジットカードをお持ちか、スマートフォンからお申込みの方⇒Peatix(ピーティックス)の申込フォームからお申し込みできます。クレジットカード、コンビニ(セブンイレブンを除く)/ATMからお支払い頂けます。コンビニ/ATMの場合は手数料220円がかかります。
  • 上記に該当しない方・銀行振込にしたい方⇒ こちらの申込フォーム https://bit.ly/kurihara-20240526 からお申込みいただき、申し込み後届くメールに記載の銀行口座へお振込みください。お振込み手数料はご負担願います。
 
 


スポンサーリンク