終戦から75年。多くの方が犠牲になったアジア・太平洋戦争は、歴史上の出来事として考えられがちです。しかし、あの戦争の「後始末」はまだ終わっていないということをご存知でしょうか。
戦争に巻き込まれ、傷ついた多くの人々。日本政府からの謝罪や補償は十分とは言えず、今でも声を上げ続けている人たちがいます。先日の終戦記念日にはNHKスペシャルでも取り上げられました(忘れられた戦後補償)。
そこで、長年、様々なテーマの戦後補償問題に携わってこられた有光健さんをお招きし、この問題の全体像をとらえます。
戦後補償は何が問題なのか、どのようなテーマがあり、なぜ解決できていないのか、なるべくわかりやすく解説していただきます。戦争体験の証言は聞いたことがあるが、戦争の後処理のことは分からない、という方に特に参加して頂きたいトークイベントです。
【開催概要】
●日時:2020年10月17日(土)19:00~20:30
●場所:YouTube Live配信チャンネル https://www.youtube.com/watch?v=2qT0MEtDj68
●参加費:無料
●ゲスト:有光健さん(戦後補償ネットワーク世話人代表、シベリア抑留者支援・記録センター代表世話人)
●主催:戦争の歴史を平和への道しるべに(福島宏希)
【ゲストプロフィール】
有光 健(ありみつ けん)さん
戦後補償ネットワーク世話人代表、シベリア抑留者支援・記録センター代表世話人
1951年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1990年代より「慰安婦」問題、韓国人BC級元戦犯問題、シベリア抑留者の支援など、様々な戦後処理・補償の運動に携わる。共著に『未解決の戦後補償』(創史社)、『未解決の戦後補償Ⅱ・戦後70年・残される課題』(創史社)がある。
【生配信へご参加ください】
本イベントは事後にYouTubeで視聴することもできますが、生配信にご参加されると以下のメリットがあります。
(1)質疑応答でゲストに直接質問したり、感想を述べたりできます。
イベントの中で質疑応答の時間があります(質問はチャットで受け付けます)。ゲストに直接質問ができる貴重な機会です。また、お話を聞いての感想を書いていただくこともでき、ゲストが直接確認します。
(2)投影資料をダウンロードできます。
メモ欄にゲストスピーカーの投影資料をダウンロードできるURLを貼り付けておきますので、イベント中に資料を直接見ることができます。YouTubeの画面にも資料を映しますが、画質の関係でよく見えない可能性があります。また、必要に応じてプリントアウトをして手元に置いて頂いても構いません。資料ダウンロードURLはイベント後削除します。
<参考図書>
有光さんも執筆に参加されている本です。戦後補償の様々なテーマが項目別に網羅されています。ぜひご一読ください。(タイトルまたは写真をクリックするとアマゾンへ飛びます)]
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